糖尿病と一型糖尿病。毎日治療生活!!

21歳で一型糖尿病を発症(糖尿病性ケトアシドーシス)し緊急搬送。普段の生活や、病気の事をつらつらと。

インスリン注射はもう不要!? 最新のSGLT2阻害薬とは!?

こんにちは、Hayaです。
今回は糖尿病治療の最新技術、
あの煩わしいインスリン注射も不要になるかも!?
最新薬SGLT2阻害薬をご紹介したいと思います!!

目次



1.SGLT2阻害薬とは


SGLT2阻害薬とは数ある糖尿病薬の中でも、
比較的最近になって出てきた新しい薬です。
現在、6種類あるSGLT2阻害薬は全て
二型糖尿病の方のみ、処方が可能となっています。

SGLT2阻害薬一覧(製品名)

  • スーグラ
  • フォーシガ
  • ルセフィ
  • デベルザ
  • アプルウェイ
  • カナグル
  • ジャディアンス

その作用は腎臓での、
SGLT2の働き(尿中の糖を再吸収する役割)を抑制し
尿中に血液中の過剰な糖を排出させるもので、
従来の薬とは全く異なるアプローチになっています。

低血糖になるリスクが限りなく低いため
高齢者の方や低血糖を起こしやすい方への負担も、
大きく減らしながら治療する事が可能です。

また、
血糖値が高い人ほど体重の減量効果も認められており、
肥満解消にも効果を発揮する
という
目から鱗の効能を持つすごい新薬です。


2. インスリンはもう不要!?


SGLT2阻害薬の一番の利点は、
インスリン枯渇状態でも作用するという点です。
従来の薬は

といった作用だった為、
インスリン枯渇状態(一型糖尿病)の方には
一切の効果がありませんでした。

その点SGLT2阻害薬は
腎臓機能が正常であれば
誰でも効果を得ることが出来ます。

しかし、現在(2018.9.16)では
一型糖尿病の方への処方は認可されていないため、
インスリン注射の代わりに使用する事は出来ません。

ただ、6種類あるSGLT2阻害薬の中で
2種類(製品名:フォーシガ、:スーグラ)は
一型糖尿病への効果を申請中で近い将来には
インスリンに代わって、使える日が来るでしょう。


3.メリットとデメリット

ここまでではまるで万能薬の様に思えますが、
SGLT2阻害薬ならではの副作用も起こる事があります。
主な副作用

  • 脱水症状
  • 膀胱炎
  • 頻尿
  • 尿路感染症(特に男性)

尿中に糖を出させるという作用から、
感染症や頻尿など
泌尿器に関わる副作用が報告されています。
ただ、膀胱炎や尿路感染症などの
副作用発生率はごく稀とされています。

新薬であるSGLT2阻害薬の作用・副作用は
現在も研究中であり
腎機能の保護効果が期待されている反面、
他の軽度の副作用の有無は
現在も研究が続いています。


メリット

  • 副作用が殆どない
  • 低血糖のリスクがない
  • 一型糖尿病の方にも効果がある*
  • インスリン注射の代わりとなる*

※(承認され次第)


デメリット

  • 透析患者は使えない
  • 頻尿による脱水症状のリスク
  • 新薬のためその他軽度の副作用は研究中
  • 一型糖尿病の方への処方は申請中の為不可


4.まとめ

  • 従来の糖尿病薬とは異なるアプローチのSGLT2阻害薬
  • 腎機能さえ正常であれば、一型糖尿病・二型糖尿病共に効果を得られる(一型糖尿病に対しての処方は申請中)
  • 脱水と泌尿器に関する副作用がある
  • 体重の減量効果あり
  • 腎機能保護効果も確認されている